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漁師

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漁師とは?

漁師の仕事とは、主に海へ船で出掛けて漁をする、つまり魚を穫って市場に販売することが、その主な仕事です。その上で漁業が岸からの距離等を基準に「海面養殖」、「沿岸漁業」、「沖合漁業」、「遠洋漁業」など4つの種類に分けられ、どの漁業を行っているかは漁師によって異なると言えます。 

漁業は大きく3つに分けられます。一つは「沿岸漁業」。陸地近くの海での漁が中心で養殖事業者なども多く含まれ、日本の漁業従事者の約85%を占めます。そして赤道水域でのマグロ漁業やアフリカ沖のトロール漁など、遠く外洋に出て1年以上かけて漁をするのが「遠洋漁業」です。両者の中間で日本の沖合いで数日かけて操業するのが「沖合い漁業」。黒潮の流れに乗ってかつおを追ったり、サンマなどの沖合い底引き網漁業などがこれにあたります。

 

【沿岸漁業】

近場でおおむね数時間程度の漁を行う。
従事している人が一番多い漁業。
サバやアジなど小規模な漁業。

 

【沖合漁業】

200カイリ水域の漁場で漁を行う。
サンマ・サケ・マス・イカなど。
沿岸漁業と遠洋漁業の中間規模の漁業で1日から1ヵ月くらいの期間、漁に出る。

 

【遠洋漁業】

数ヶ月から1年ほど世界各地に漁に出かける。
その間はほとんど船上で生活する。マグロ漁船が有名。
カツオ・マグロなど。

 

 

漁師の仕事内容

沿岸漁業の漁師の1日は早く、一般的に早朝3時台に起床。4時ごろに出港し、9時台には帰港。そこから売りに出す魚の選別を行い、翌日の漁具メンテナンスや漁場管理・整備を行い14時台には業務を終えます。

市場への出荷都合もあり、朝早く、昼間のうちに終えるのを一般的としていますが、季節や魚種により海中での魚の動きは変わります。それぞれに応じて昼だけ、夜だけの漁をする漁師もいます。

マグロはえ縄漁、カツオ一本釣り漁などが有名ですが、世界中の海に出掛けて漁を行うのが遠洋漁業です。世界中で漁を行うので船の上で長く生活することになります。主に日本の200カイリ水域内で漁を行うのが沖合漁業です。大中型まき網漁、沖合イカ釣り漁などが有名です。1日で終わることもありますが、数日、また1カ月に及ぶ操業などもあります。

 

漁師の1日

3:30〜 起床・出勤 
4:00〜 出港
4:20〜 漁場に到着後、漁を開始
6:00〜 船の上で簡単な朝食(おにぎりなど)
9:00〜 帰港 
9:30〜 魚の選別や出荷準備
11:00〜 食事、休憩
13:00〜 網の修理や仕掛けの準備
14:00〜 業務終了

 

 

漁師の給与(年収)

漁師の年収は、漁業の種類や獲る魚の種類によっても大きく変わります。まず、「遠洋漁業」の場合です。遠洋漁業は大型船で世界各地の海をめぐり大規模な漁を行う漁業のことで、マグロ漁船で知られる漁のことです。

一度航海に出ると数ヶ月〜1年ほど帰ってくることができないうえ、肉体的にも非常にハードなことで知られています。そのため、給料も水準より高く、月給で平均的には30〜35万円ほどになります。(水揚げ量によって金額は変わります)そのぶん遠洋漁業は年収がいいですが拘束時間が長く、約200日ぐらいはずっと海の上で過ごすという生活になります。

一方、近海の漁業では、年収は200万円~400万円となっており、こちらは拘束時間は長いですが、海の上で長期間過ごすということはありません。ただし、全般的に遠洋漁業と比較すると収入が低くなっています。

また、「遠洋漁業」の場合、捕獲する魚の種類によっても大きく違いが生まれます。以下に種類ごとの平均年収をいくつかまとめてみました。

カニ漁師(遠洋漁業)→1000万円~1500万円
マグロ漁師(遠洋漁業)→800万円~1500万円
カツオ漁師(遠洋漁業)→700万円~1200万円
イカ漁師(遠洋漁業)→年収900~2000万円

 

年齢 年収 月額給与
20~24歳 456.0万円 38.0万円
25~29歳 568.0万円 47.3万円
30~34歳 624.0万円 52.0万円
35~39歳 712.0万円 59.3万円
40~44歳 800.0万円 66.7万円
45~49歳 896.0万円 74.7万円
50~54歳 960.0万円 80.0万円
55~59歳 952.0万円 79.3万円
60~65歳 648.0万円 54.0万円

出典元:平均年収.jp

 

漁師の将来性

漁業者を取り巻く環境は、燃油の高騰をは じめ、漁獲量の減少や魚価の低迷など厳しい 状況に直面しています。それに伴い漁協経営も 悪化しているところが多いです。漁業者の漁業所得は、水揚高から漁業経費 を差し引いたものです。

水揚高(売上)は漁獲量と魚価の掛け算ですが、多くの場合、片方あるいは両方とも減少・低下しています。漁獲量の増加・水産資源の回復のために、行政や漁協は稚魚や稚貝の放流などを実施しています。

この取り組みは即効性はないものの、 長期的には一定程度の効果がみられると話す 漁協役職員は多いです。しかし、それは現状を維持する程度と言われています。今以上の資源回復にあたっては、 禁漁期を長くしたり、漁獲量・物の制限を厳 しくしたりすることも考えられますが、それでは現在の漁業者が漁業で生活できないという結果も引き起こしてしまいます。

反対に、現在の漁業者の所得を増やすために、資源管理を緩めると、資源の枯渇につながり、将来の漁業が危ぶまれることになります。 漁業者は燃油高などへの対応として経費削減に努めているものの、それ以上に漁業所得が減少しているのが一般的な現状です。 結果として、漁業を休廃業する人が出てきたり、後を継ぐ人も少なくなっています。

漁業所得の減少は、現在の漁業者だけでなく、将来の後継者や地域にもダメージを与えることになります。今後の漁協経営は、経営状況について組合員の理解を一層深めるとともに、店舗や市場の統廃合などによる業務の効率化や、給油にあたってのセルフ化などによる業務の単純 化・自動化を図っていく必要に迫られています。

また、日本の漁業を支えるためにも国民に 漁業・漁業者への理解を促し、魚価の上昇の許容や魚食の普及を図ることも重要であり、そのような啓蒙活動に行政や系統団体が取り組む必要性も高まっています。

 

 

漁師になるためには?

未経験であっても漁師になること可能です。漁協や漁業を営んでいる会社へ就職できれば、漁業研修生(見習い期間)として漁業の研修を受けることが出来ます。つまり漁師にも一般企業が行っているような研修制度があり、そこで漁師としての知識や技術等を学ぶことができる訳です。

漁師になるために必要な資格や学歴はありません。やる気さえあれば、体一つでなる事が可能ですが、朝が早かったり、寒さであったり、船酔いに耐えたりと漁は厳しく、相当な根性が無いと務まらないといいます。全国的に漁師の高齢化が進んでいるため、若い人材が常に求められています。

現在、継続的に漁師のなり手が減っているため、各地方で担い手の誘致に力を入れています。漁業組合などでの「研修プログラム」や「体験フェア」「漁具や船の購入資金補助」「報酬、給付金プログラム」などを整えている市町村も増えています。

漁師としての働き方に興味がある人は、気になる地域へ移住と共に研修プログラムなどを調べてみましょう。自治体によってプログラムの内容や給付金額に違いがあります。漁場として知られている地域ほど、担い手の誘致に力を入れています。

「実家が漁師で跡継ぎ」という人は別として、経験ゼロで漁師になりたい、という人はまず実際の漁師の仕事がどのようなものかを知ることから始め、できれば体験してみましょう。今はネットがあるので情報収集は簡単に行えます。遠隔地であっても漁業組合の「漁師募集」を知ることができます。また、『漁師.jp』というサイトでは、「漁師になる」ための基礎知識、募集状況などを広く紹介しています。

 

漁師を目指す「おすすめの学校」とは?

学校名(教材名) 詳細

水産大学校

水産物の消費マーケティングや流通データ解析など「流通」に関する分野と、水産業をとりまく「経営・経済・行政」に関する分野を併せて学びます。座学だけでなく、練習船に乗って漁業に参加する実習や、市場分析に欠かせないコンピュータを使っての実習も豊富。漁村や市場などを見学してフィールド調査も経験します。

学費:2018年度納入金(予定) 91万7800円

東京海洋大学

海洋生物資源学科は、栽培漁業、資源修復保全、漁業生産、資源管理、環境に配慮した生物生産や防疫対策などの分野で活躍できる人材を育成する。

食品生産科学科では、海洋からの食資源について化学、微生物学、物理学、工学的な手法を用いて研究する。そして、これらを余すところなく利用する技術開発を行う。

海洋政策文化学科では、望ましい秩序ある海洋利用と管理のあり方について、国際的な視点に立った政策提言と実践、人と海との共生的関係を目指した利用法などを研究する。

学費:2017年度納入金(参考) 81万7800円

東京農業大学

(海洋水産学科)

オホーツク海や、沿岸の汽水域、湖沼・河川などの陸水域を活用して、水圏(アクア)の生物(バイオ)を学びます。また、水圏に関わる産業や食料・環境問題などの領域を深く探究し、水産物の生産・加工から流通まで、幅広い視点から知識を習得します。海、川、汽水湖、淡水湖などで、多様なテーマから実習を行います。

学費:2018年度納入金(予定) 157万3400円

東海大学

(海洋学部)

魚、プランクトン、海藻などの生物を採集し、飼育や観察を通して生態と環境を理解します。また、マグロやイカなどの身近な魚や、ミヤコタナゴなどの絶滅危惧種を育て、増やすための基礎知識を身につけます。水生生物に関する教養を深めるだけでなく、水産関連企業の協力も得て実学を学び社会に貢献できる人材を育成します。

学費:2017年度納入金 174万4200円

日本大学

(海洋生物資源科学科 )

静岡県下田市にある下田臨海実験所において、1年次に海洋基礎実習Iを3泊4日で実施し、乗船や釣り、磯採集や採集物の分類などを体験する。同実験所では2年次に小型船舶操縦士免許(2級)取得を目指す小型船舶操縦法実習を開講する。3・4年次には所属研究室で海洋生物資源科学実習I・IIを実施する

学費:2018年度納入金 166万円 

 

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