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土木建築・不動産系

2級建築士

更新日:

2級建築士とは?

2級建築士は、一級建築士ほど大きな建物は担当できませんが、アパートや個室住宅などの身近な生活空間を設計・工事監理します。当然、需要は高いので、二級でも充分、独立して成功できます。

設計から工事監理まで、建築の全般に関わる建築士にとって、もっとも重要な能力は「計画力」です。どんなに素晴らしい建築物を設計したとて、それを現実に建てることができなければ意味がありません。

物事を順序立てて組み立てられる合理的な思考を持った人に向いています。また、建築には想定外の事故や災害などで計画に狂いが生じることも珍しくないので、そうした事態に対処できる柔軟性もあわせ持っている必要があるでしょう。

二級建築士は、一級建築士に比べて設計できる建物の規模と構造に制限があります。簡単に言えば、「戸建住宅程度の規模」が対象です。木造建築物の設計なら3階建てまでが基本です。建物高さ13m、軒高9mを超える建物は設計できません。

また建築物の延べ面積も制限を受け、1000㎡以上の建築物設計は認められていません。木造建築物以外の場合、例えばRC造※1、鉄骨造※2はさらに制限が厳しくなります。高さ13m以下かつ軒高9m以下で、平屋建てから3階建て、さらに延床面積は100㎡以下に抑える必要があります。

 

2級建築士の仕事内容

(1)建築物の設計及び工事監理

施主から注文を受け、その目的やイメージに合う建築物を考え、図面としてまとめることを「設計」といい、図面どおりにきちんと工事が行われているかをチェック・確認することを「工事監理」といいます。

(2)建築主に対する重要事項説明

設計・工事監理契約の締結前に、あらかじめ管理建築士その他の当該建築事務所に所属する建築士が、建築主について、書面を交付して説明を行うことが義務づけられています。

(3)建築工事契約に関する事務

工事をするにあたって契約の締結に立ち会ったり、建築主に代わって各種手続きをします。

(4)建築工事の指導監督

工事現場の工程、コスト、安全などを管理したり、指示どおりに施工がなされているかを指導監督します。

(5)建築物に関する調査または鑑定

建築物の老朽度や耐用年数、耐震性などを調査し、建築物としての価値を鑑定します。

(6)建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理

建築主がしなければならない、役所への計画書の届け出等の手続きを代行します。

 

2級建築士は、官公庁、建設会社、工務店、住宅メーカー、設計事務所、不動産会社など活躍の場は多岐になります。

 

 

一級建築士と二級建築士の違い

両資格で異なるのは扱える建造物の規模です。二級建築士には細かな規定があり、高さ13メートル以下、軒高9メートル以下、木造2・3階建は延べ面積1000平方メートル以下(平屋は制限なし)、鉄筋など木造以外は階数に関係なく延べ面積300平方メートル以下と定められています。

学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店などの公共建築物は延べ面積が500平方メートル未満の建造物に限られます。一般住宅に関しては二級建築士で十分可能と言え、実際に家の設計・工事監理では二級建築士が主体となって活躍しています。

 

出典元:http://takeshichi-lumber.com

 

2級建築士の給与(年収)

年齢 年収 月額給与 ボーナス
20~24歳 330.6万円 20.7万円 82.7万円
25~29歳 361.8万円~411.8万円 25.7万円 103.0万円
30~34歳 352.4万円~452.4万円 28.3万円 113.1万円
35~39歳 412.2万円~516.2万円 32.3万円 129.1万円
40~44歳 459.0万円~580.0万円 36.3万円 145.0万円
45~49歳 527.6万円~649.6万円 40.6万円 162.4万円
50~54歳 586.0万円~696.0万円 43.5万円 174.0万円
55~59歳 580.2万円~690.2万円 43.1万円 172.6万円
60~65歳 369.8万円~690.2万円 29.4万円 117.5万円

出典元:平均年収.jp

 

2級建築士の将来性

簡単には取れない国家資格なので、やはり不動産業界、建築業界への就職を希望するのであれば有利になります。建物の設計にとらわれず不動産の営業や、管理などの仕事をする際に非常に役に立つ資格です。

建築資材のメーカー、商社、販売会社などの営業部門において、二級建築士は非常に貴重な存在になります。取引先の工事担当者や設計担当者と技術的な打ち合わせができるので、一般の営業担当者よりも高い給料をもらうことができます。

現在の日本の住宅には、耐震や免震、エコなど、以前にはなかった考え方が求められています。 建築士が今後も生き残るためには、こうした考え方に対応できるかが焦点でしょう。多くの人が現在求めること、さらにその先に求められることに対応できる知識をいち早く習得することによって、全体の需要が低迷しても生き残ることができます。

 

2級建築士になるためには?

2級建築士になるには、年に一回だけ行われている国家試験を受験して、それに合格する必要があります。

 

2級建築士試験とは?

二級建築士試験は、「学科の試験」と「設計製図の試験」に分けて行われます。学科の試験に合格した人のみが設計製図の試験を受けることができます。

なお、学科の試験に合格し設計製図の試験に不合格であった人(または設計製図の試験を受験しなかった人)は、本人の申請により、翌年および翌々年の試験における「学科の試験」が免除されます。

2級建築士試験概要

受験資格 学歴と実務経験年数により受験資格が与えられる。
・大学:0~2年以上(建築課程卒:0年・土木課程卒:2年以上)
・短期大学:0~2年以上(建築課程卒:0年・土木課程卒:2年以上)
・高等専門学校:0~2年以上(建築課程卒:0年・土木課程卒:2年以上)
・高等学校:3~4年以上(建築土木課程卒:3年以上)
・学歴なし:7年以上
・建築設備士:0年以上
試験内容
学科の試験

・学科I:建築計画
・学科II:建築法規
・学科III:建築構造
・学科IV:建築施工

設計製図の試験

・事前公表された設計課題についての設計製図

合格率 23.10%
願書受付期間
郵送・ネット:

3月下旬~4月上旬

受付に持参:

4月上旬~4月中旬

試験日程
学科の試験:

7月上旬

設計製図の試験:

9月中旬

受験地 各都道府県
受験料 16900円
合格発表日 12月上旬

 

2級建築士試験の合格率は

  学科 製図 最終(※)
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
平成19年 31,574 10,066 31.9% 14,090 7,178 50.9% 36,529 7,178 19,7%
平成20年 34,342 12,867 37.5% 17,108 8,901 52.0% 39,787 8,901 22.4%
平成21年 29,977 9,863 32.9% 15,652 8,298 53.0% 36,386 8,298 22.8%
平成22年 26,371 10,401 39.4% 14,786 7,706 52.1% 31,730 7,706 24.3%
平成23年 23,012 8,784 38.2% 13,389 7,039 52.6% 28,393 7,039 24.8%
平成24年 21,421 7,059 33.0% 11,651 6,115 52.5% 26,446 6,115 23.1%
平成25年 21,251 6,013 28.3% 9,185 4,864 53.0% 24,971 4,864 19.5%
平成26年 20,788 7,881 37.9% 10,573 5,842 55.3 24,033 5,842 24.3%
平成27年 19,940 5,996 30.1% 9,456 5,103 54.0 23,680 5,103 21.5
平成28年 20,057 8,488 42.3% 11,159 5,920 53.1% 23,333 5,920 25.4%

 

 

2級建築士試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

「年齢」や「職業」などで一概には言えませんが、一般的に、「まったくの初学者が2級建築士試験を合格するのに必要な学習時間」は、500時間と言われています。1日2時間、土日に5時間程度の学習時間(月間約80時間程度)を確保できたとして、およそ6ヵ月程度は準備期間として必要になります。    

 

2級建築士試験は独学で合格することは可能?

2級建築士では「学科」と「製図」がありますが、学科に関しては独学で学習される方が多いです。ただし、製図は、専門知識が必要なため、予備校や通信講座など「2級建築士試験対策」のプロに任せた方が、合格率は確実に上がります。ただし、2級建築士の対策講座は、30万円~80万円程度と非常に高額です。

製図の対策講座のみ受講するなど、必要な科目のみの受講が費用対効果の高い学習となっています。

 

2級建築士試験に一発合格を目指す「おすすめの学校や教材」とは?

学校名(教材名) 詳細

第1位

総合資格学院

総合資格学院の教材は、最新の試験傾向に対応し、さらに最新の法改正・学会規準の改定にも対応するため、 “毎年改訂”を行っています。執筆は、実際に講義を行っている講師および講習開発スタッフたち。実際に教壇に立つ者だからわかる、受講生の目線に立った、理解度最優先の教材です。

学費:530,000円(コースによって異なります)

第2位

TAC

 

年内の力学と法規の基礎講義から始まる、TAC推奨の学科フルパッケージコースです。教育訓練給付制度(一般)の対象コースです。

学費:230,000円(コースによって異なります)

資格の学校TAC<建築士>各種コース開講

第3位

ユーキャン(日建学院)

生涯学習のユーキャン

ユーキャンの「2級建築士講座」は、建築士受験指導で絶大な実績を誇る「日建学院」全面協力のもと開発された資格対策通信講座! 長年の分析・指導経験をもつ日建学院の試験対策ノウハウと、数多くの通信講座を展開するユーキャンの教材作成ノウハウとがひとつになった、ほかにはない講座です。

特に設計製図試験対策においては、DVDによる講義教材をご用意。スクール同様の臨場感のもと、講師の解説を目で見て学べるため、作図力も効率的に伸ばせます。また製図添削は日建学院のバックアップのもと行いますので、ポイントを押さえた的確な指導を受けることができます。

学費:98,000円

ユーキャンの2級建築士講座

 青山製図専門学校

建築設計に必要な専門知識・技術を確実に身につけ、建築士講座、プレゼンテーション技法など、大学4年間に匹敵する実践的な授業を豊富に取り入れています。また、CAD・CGなどのコンピュータ授業、環境工学、インテリア設計や福祉住環境計画、さらに都市計画まで学び、街づくりまでできる建築デザイナーをめざします。

学費:2017年度納入金 123万600円

 東京工芸大学

設計、計画、構造、環境に加えて、建築の歴史、建築生産、法規などからなる総合的なカリキュラムを用意。設計製図教育を中心に少人数制を重視し、きめ細かな指導で建築の初学者に専門的な知識を与える。一級建築士受験に完全対応したカリキュラムで卒業後2年間の実務経験を経れば自動的に受験資格が得られる。

学費:2017年度納入金 155万5000円

 

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