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運行管理者

更新日:

運行管理者とは?

運行管理者とは、トラック、バス、タクシー等、事業用自動車の運行の安全確保のためにも設けられた国家資格です。交通事業に携わる会社のうち、一定の数以上の事業用自動車を有している営業所ごとに、一定の人数以上の運行管理者をおくことが義務付けられています。原則、この試験に合格しなければ運行管理者として働くことはできません。

運行管理者とは、国土交通大臣が指定した試験機関が行う運行管理者試験に合格した者などの中から、安全輸送の責任者として自動車運送事業者の選任を受けた者のことです。

事業用自動車30台につき1名の運行管理者を選任しなければならない為、大手の運送業者の管理職や責任者は、会社に資格取得を求められるケースが多いです。(平成25年5月1日以降 5両未満でも運行管理者1人を選任する必要があります。)

大型バスの居眠り運転や事業用トラックの事故など社会的影響の大きい重大事故が発生している状況の中で、運行管理業務の重要性は高まっています。数年前までは運行管理者試験は、過去問さえ行っていれば簡単に取得できる資格でした。

しかし、近年(平成24年以降)の合格率は25%程度と難易度が上がっています。これは、安易に合格者を出すのではなく、しっかりと学習た者のみ合格させるという、本来のあるべき姿に改善した結果と言えます。

 

運行管理者の仕事内容

(1)点呼によりドライバーの健康状態の把握安全な走行を確保するための具体的な指示

(1-1)睡眠時間は十分取れているか
(1-2)前日のお酒は出勤時に残っていないか
(1-3)健康面で異常はないか
(1-4)精神面で異常はないか

(2)ドライバーの勤務時間の適正な管理
(3)ドライバーに対する指導監督

定期点検の指導やドライブレコーダー・運転記録装置(タコチャート)の解析と改善点の指導など

(4)国への事業用自動車の事故報告等
(5)事故時の対応
(6)危険個所・事故多発エリアの調査

 

運行管理者の1日(大手運送会社)

8:00 出勤

8:30~10:00 点呼対応

10:00 ドライブレコーダーやタコチャート(速度記録装置)の解析

12:00 昼食

13:00 ドライバーの勤務時間の調査

15:00 勤務エリアの巡回・指導

18:00~20:00 点呼対応

21:00 退社

 

 

運行管理者の給与(年収)

どのような会社(タクシー会社・運送会社)に入社するかによって大きく違いますが、一般的には年収350~500万円程度が多いようです。もともとドライバー業界での経験があって安全部門への配置転換や転職してきたりする場合が多いので、なかなか高給与をすぐに手にすることは難しいようです。ちなみに大手運送会社で管理職として勤めることができれば約500万円〜700万円も可能になります。

 

運行管理者の将来性

運行管理者の業務は、企業所有の事業用自動車の安全運行の管理が主なものになります。就職先はトラックを使用する運送会社、バス会社、タクシー会社等となります。配車の手配から、運転手のスケジュール管理等煩雑な業務となります。

最近では夜間の業務でも運行に関しての管理が厳しいものとなっていますので、夜勤で働く必要も多いです。運行管理者の業務では対面での点呼は絶対条件ですので、会社の勤務規定により、長時間勤務になることが多いです。

運行管理者の業務は、専門的な知識が必要となる上に、想像以上にハード(長時間労働)な仕事です。悲惨な事故を防ぐための重要な仕事で、強い責任感がある方でないと行えない仕事と言えます。将来、安全推進部門の責任者として勤務する覚悟があるのであれば、待遇が500万円以上も可能ですので将来性のある仕事と言えるでしょう。

 

運行管理者になるためには?

運行管理者になるためには、以下の2つの方法があります。

(1)運行管理者試験に合格する

(2)事業用自動車の運行の安全の確保に関する業務について一定の実務経験やその他の要件を満たしている場合

取得しようとする運行管理者資格者証の種類(一般乗合旅客、一般貸切旅客、一般乗用旅客、特定旅客、貨物)ごとに、それぞれに応じた種別の自動車運送事業(貨物軽自動車運送事業を除きます。)の事業用自動車の運行の管理に関し5年以上の実務の経験を有し、その間に運行の管理に関する講習を5回以上受講していること等の要件があります。

運行の管理に関する講習として、自動車事故対策機構が行う基礎講習及び一般講習が認定されており、5回以上の講習のうち、少なくとも1回は基礎講習を受講している必要があります

 

運行管理者試験とは

受験資格

  1. 自動車運輸事業者(軽貨物運輸業を除く)又は、特定第2種利用運送事業者の事業用自動車の運行管理に関する実務経験が1年以上の者。
  2. 国土交通大臣が認定する講習実施機関において、試験区分に応じた基礎講習を修了(受講予定の方は、試験日の前日までに修了)した者。
  • ① 貨物自動車運送事業輸送安全規則に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講されたものは、貨物試験の受験資格となります。
  • ② 旅客自動車運送事業運輸規則に基づき国土交通大臣から認定された講習実施機関で基礎講習を受講された方は、旅客試験の受験資格となります。
    (実務経験がないものはこの基礎講習を受ける必要があります。)

試験内容

●貨物

  • ① 貨物自動車運送事業法
  • ② 道路運送車両法
  • ③ 道路交通法
  • ④ 労働基準法
  • ⑤ その他運行管理者の業務上必要な知識・能力

 

●旅客

  • ① 道路運送法
  • ② 道路運送車両法
  • ③ 道路交通法
  • ④ 労働基準法
  • ⑤ その他運行管理者の業務上必要な知識・能力

 

合格基準

  • ① 原則として、総得点が満点の60%(30問中18問)以上であること。
  • ② 次表の(1)~(4)の出題分野ごとに正解が1問以上であり、(5)については正解が2問以上であること。
  • 貨物自動車は貨物自動車運送事業法、旅客自動車は道路運送法:8題
  • 道路運送車両法:4題
  • 道路交通法:5題
  • 労働基準法:6題
  • その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力:7題

願書受付期間

①11月下旬~12月中旬頃まで
②5月下旬~6月中旬頃まで(年2回)


試験日程

①3月第1日曜日
②8月第4日曜日(年2回)


受験地

全国主要都市


受験料

6,000円(非課税)


合格発表日

試験から1ヵ月以内


受験申込・問合せ

公益財団法人 運行管理者試験センター
試験事務センター 04-7170-7077

ホームページ

公益財団法人 運行管理者試験センター

 

運行管理者試験の合格率は?

運行管理者試験の合格率は、概ね30%程度で推移しています。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成24年度 第1回試験 27,649人 11,401人 41.2%
平成24年度 第2回試験 22,792人 5,535人 24.3%
平成25年度 第1回試験 30,161人 5,815人 19.3%
平成25年度 第2回試験 27,405人 10,236人 37.4%
平成26年度 臨時試験 11,542人 4,064人 35.2%
平成26年度 第1回試験 25,501人 3,674人 14.4%
平成26年度 第2回試験 27,610人 10,180人 36.9%
平成27年度 第1回試験 32,699人 7,402人 22.6%
平成27年度 第2回試験 29,520人 8,582人 29.1%
平成28年度 第1回試験 36,028人 10,868人 30.2%
平成28年度 第2回試験 29,621人 6,069人 20.5%

 

運行管理者試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

過去の運行管理者の試験は、過去問さえ行っていれば簡単に合格できる試験でしたが、最近の運行管理者試験は、しっかりと基礎学習を行わないと合格できなくなっています。

合格ラインの学習時間としては、基礎学習と試験対策で50~100時間程度は必要になっています。1日2時間でおよそ1~2ヶ月の学習です。3月の試験では年度末になり、仕事が忙しい時期になりますので、早めの学習開始が必要です。

 

運行管理者試験は独学で合格することは可能?

初学者にとっては、運行管理者試験の学習は理解が難しい場合があります。一発で合格するためには、なるべく通信講座など「運行管理者試験のプロ」のカリキュラムを利用したほうが、合格率は飛躍的に向上します。

どんな試験にも言えることですが、試験に合格することがゴールではありません。資格をしっかりと活用して職場で継続して正しく運用していくことがゴールになります。そのために合格さえすれば良いのではなく、しっかりと学習した内容を理解することが必要になります。そのような意味でも通信講座などを利用し、しっかりと学習することが必要と言えます。

 

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