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環境(施設)系

ボイラー技士

更新日:

ボイラー技士とは?

ボイラーは“水を加熱して湯・水蒸気にする機器”です。火室(燃焼室)で燃料を燃やし、発生した熱を水に伝えることで湯・水蒸気を得る仕組みになっています。もちろん、一度に大量の湯・水蒸気を発生させることが可能です。

発生した水蒸気は加熱・暖房・動力源・発電などの用途に使えます。工場なら生産設備を動かすための動力源として、商業ビルなら暖房設備・自家発電装置として使われるわけです。

ボイラーは高温・高圧の蒸気や温水が発生するため、爆発や破裂などの危険があり、もし事故が起きたら大惨事になる可能性があります。ボイラー技士は、保守点検を行い事故を未然に防ぎ、ボイラーを安全に操作するのが仕事になります。

ボイラーは、私たちの生活の中でいろいろな場所で使われています。発電所のタービンを回転させるものや、機関車や船舶の動力にもなっています。学校・工場・病院・ホテル・オフィスなどの冷暖房まで様々です。

 

ボイラー技士の仕事内容

ボイラー技士資格者の仕事は、冷暖房を使用している建物の空気調節を管理します。また、ボイラーの操作・点検及び安全管理が主な仕事です。具体的にはボイラーは燃料で水を沸かす装置です。万が一事故が起こった際に、非常に危険な装置と言えます。

そうならないためにボイラー技士はボイラーの燃焼状態を確認したり、供給される水の管理をしたり、異常を早期に発見する。これがボイラー技士の重要な仕事です。

 

ボイラーの規模と取扱える級の区分

(1)小規模・小型ボイラー→免許不要


(2)中規模・中型ボイラー(伝熱面積25m2未満)→2級ボイラー技士免許


(3)大規模・大型ボイラー(伝熱面積25m2以上500m2未満)→1級ボイラー技士免許


(4)特級ボイラー技師免許→すべてのボイラーを取り扱える

 

ボイラー技士を取得するメリットは?

(1)就職・転職に有利になる

ボイラーを使用している建物ではボイラー技士の資格は必須であり、設置している建物は製造業や病院、サービス業など多数あります。取得しておけば、就職先の選択肢の幅が広がります。

 

(2)資格手当が支給される

ボイラーを使用する建物では必須の資格なので、取得者に資格手当を付与する事業者も多く、受験費用などすぐに回収できてしまう場合が多いです。

 

(3)定年後も仕事ができる

一般にボイラー技士の仕事は危険ですが、特に体に負担がかかるような仕事ではありません。高齢者が取得し、ビルや施設などを管理する仕事に就く場合も多く、定年後の再就職に強い見方になっています。

 

ボイラー技士の給与(年収)

年齢 月額給与 賞与(ボーナス) 年収(男性)
20~24歳 27万2400円 74万8400円 401万7200円
25~29歳 23万6700円 43万1600円 327万2000円
30~34歳 28万9800円 59万2000円 406万9600円
35~39歳 32万8400円 83万5700円 477万6500円
40~44歳 33万7200円 69万4600円 474万1000円
45~49歳 26万9600円 44万400円 367万5600円
50~54歳 33万8000円 83万9200円 489万5200円
55~59歳 29万4300円 58万3100円 411万4700円

出典元:年収ガイド

 

ボイラー技士の将来性

近年、電気系の施設、真空温水器、ヒートポンプの技術が進歩し、色々な施設でボイラーの資格が必要無くなってきています。ただし、大規模な施設は上級ボイラー士を主任者にしなければならないですので、1級や特級の資格は、まだ当面有用な資格と言えます。

 

ボイラー技士になるためには?

ボイラー技士として働くためには、国家資格であるボイラー技士免許が必要となります。

 

ボイラー技士試験とは?

ボイラー技士の資格は安全衛生技術試験協会が試験を実施しています。特級ボイラー技士は年に1回、1級ボイラー技士は年に7回ほど、2級ボイラー技士は1か月に1回行われています。

 

2級ボイラー技士試験の概要

ボイラー技士試験は毎月1~2回実施されています。 また全国各地で行われ、受験地域も自由です。 受験のチャンスが多い、広く門戸の開かれた試験と言えます。

 

受験資格

受験資格は不要! 学歴・経験等に関係なくどなたでも受験できます。

 

※実務経験のない方は、試験合格後に所定の実技講習を修了してからの免許発行となります。

申込受付
郵便(簡易書留)の場合

第1受験希望日の2ヶ月前から14日前(消印)まで

センター窓口へ持参の場合

直接提出先に第1受験希望日の2ヶ月前からセンターの休日を除く2日前までに持参。


〈 土曜日、日曜日、祝日、5月1日(創立記念休日)、年末年始は休業〉

試験日 月1回~2回
試験会場 各安全衛生技術センター 他
試験形式 択一式/40問/3時間
合格基準 科目ごとの得点が40%以上で、かつ、合計点が60%以上であること。
試験手数料 6,800円
試験実施機関 公益財団法人 安全衛生技術試験協会

 

 

1級ボイラー技士試験の概要

1 受験資格

(1)二級ボイラー技士の免許を受けた者

 

(2)学校教育法による大学、高等専門学校、高等学校等でボイラーに関する学科を修め卒業した者で、その後1年以上の実地修習を経たもの

 

(3)熱管理士免状(エネルギー管理士(熱)免状も該当)を有する者で、1年以上の実地修習を経たもの

 

(4)海技士(機関3級以上)免許を受けたもの

 

(5)ボイラー・タービン主任技術者(1種,2種)の免状を有する者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの取扱い経験者

 

(6)保安技術職員国家試験規則による汽かん係員試験に合格した者で、伝熱面積の合計が25m2以上のボイラーの取扱い経験者

 

2 免許をうけることができる者

(1)二級ボイラー技士試験免許を受けた後、2年以上ボイラー(小規模ボイラー及び小型ボイラーを除く。以下同じ。)を取り扱った経験がある者又は当該免許を受けた後、1年以上ボイラー取扱作業主任者としての経験がある者で、一級ボイラー技士免許試験に合格したもの

 

(2)ボイラー及び圧力容器安全規則第101条第2号ロ又はハに掲げる者で、一級ボイラー技士免許試験に合格したもの

試験科目 範囲
(1)ボイラーの構造に関する知識 熱及び蒸気、種類及び型式、主要部分の構造,材料,据付け、附属設備及び附属品の構造、自動制御装置
(2)ボイラーの取扱いに関する知識 点火,使用中の留意事項,埋火,附属装置及び附属品の取扱い、ボイラー用水及びその処理、吹出し,損傷及びその防止方法、清浄作業、点検
(3)燃料及び燃焼に関する知識 燃料の種類、燃焼理論,燃焼方式及び燃焼装置、通風及び通風装置
(4)関係法令 労働安全衛生法、労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生規則中の関係条項、ボイラー及び圧力容器安全規則、ボイラー構造規格中の附属設備及び附属品に関する条項

 

試験の配点と時間
午前の試験 10:00~12:00(2時間)

(1)ボイラーの構造に関する知識 ・・・ 10問(100点)


(2)ボイラーの取扱いに関する知識  ・・・ 10問(100点)

 

午後の試験 10:00~12:00(2時間)

(3)燃料及び燃焼に関する知識 ・・・ 10問(100点)


(4)関係法令  ・・・ 10問(100点)

 

合格基準

以下の全ての条件を満たすことで合格となります。

総得点が、満点中60%以上の得点率
各科目が、満点中40%以上の得点率

 

ボイラー技士試験の合格率は?

2015年度(平成27年度)のボイラー技士試験の合格率は、以下の通りです。2級ボイラー技士試験は、60%程度と合格率が高いですが、特級は23.9%と狭き門になっています。2級ボイラー技士試験は、合格率が高い試験ですが、しっかりと試験対策をしないと合格することができない試験です。

最近のボイラーの技術開発は著しく、固体燃料から液体燃料へ、新材料、自動制御などにそれらが見られます。これらの現象は、同時にボイラー技士の取扱いをはじめとする保守管理に高度な知識をも求めています。

受験区分 受験者数 合格者数 合格率
特級ボイラー技士 574  137 23.9%
一級ボイラー技士 6,094 3,534 58.0%
2級ボイラー技士 28,060 16,935 60.4

 

ボイラー技士試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

2級ボイラー技士試験の合格に必要な勉強時間は?

初学者で2級ボイラー技士試験の合格に必要な勉強時間は、100~200時間程度と言われています。100~200時間学習するには、平日2時間、休日6~8時間で(月間100時間)1~2ヶ月前後は必要になります。多くの方は、1日あたりの学習時間は上記より少ないと思いますので、期間的には3.4ヶ月は必要になります。

1級ボイラー技士試験の合格に必要な勉強時間は?

1級ボイラー技士試験の合格に必要な勉強時間は、200~300時間程度と言われています。200~300時間学習するには、平日2時間、休日6~8時間で(月間100時間)2~3ヶ月前後は必要になります。多くの方は、1日あたりの学習時間は上記より少ないと思いますので、期間的には5.6ヶ月は必要になります。

 

ボイラー技士試験は独学で合格することは可能?

初学者にとっては、ボイラー技士試験の学習は理解が難しい場合があります。解説の意味がわからなかったり、解答できるまでにかなりの時間がかかる場合あります。通信講座など1級ボイラー技士試験のプロのカリキュラムを利用したほうが、効率よく効果的に学習できますので、結果的に合格率は飛躍的に向上します。
 
学生を卒業して試験を受けるのが久しぶりの方は、どこから学習したら良いのか?試験対策にどのくらいの期間が必要なのか?など不慣れな点が多いですので、通信講座等を利用するとスムーズに学習できます!   

 

ボイラー技士試験に一発合格を目指す「おすすめの学校や教材」とは?

学校名(教材名) 詳細

JTEX

2級ボイラー技士試験

ボイラー技士の試験は、広範囲の高度な知識が必要になります。自分で理解したと思っていても、思わぬところで落とし穴があったりすることが多く、決して簡単な試験ではありません。
 
本講座は、「2級ボイラー技士」の資格取得を目的としており、上巻(ボイラーの構造・関係法規)、下巻(燃料及び燃焼)、別冊(受験の手引き・レポート問題・模擬問題)の3部構成でできています。ボイラーに関する基礎から学習をはじめ、レポート問題や模擬問題で確実に実力をつけていくことができるようになっています。

学費:22,680円 

JTEXの2級ボイラー技士受験講座

 

ユーキャン

生涯学習のユーキャン

2級ボイラー技士試験

試験に出題されやすいポイントにマトを絞ったテキスト、弱点克服の大きな力となる添削課題、本番の試験を想定した総合模試を活用するカリキュラムで、あなたを短期合格へ導きます。
 
ボイラーの知識がまったくない方でも大丈夫! テキストは写真や図などを多用し、わかりやすさを追求しています。試験に出やすいポイントにマトを絞っているので、どなたも効率よく学習できます!

学費:39,000円 

ユーキャンの二級ボイラー技士講座

 

 スタディサプリ

スタディサプリでは、「ボイラー技士試験」合格を目指す学校を多数紹介しています。

 

ボイラー技士試験の過去問は?

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