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土木建築・不動産系

1級建築士

更新日:

1級建築士とは?

1級建築士は、高層ビルや大規模な劇場、ショッピングモールなど、あらゆる建築物を設計・工事監理する建築業界のトップ資格です。独立して設計事務所を開業している方も多いです。

 

1級建築士の仕事内容

建築士の仕事内容は、主に2つあります。

(1)設計業務

1つ目は建築物の設計を行い、設計図面を作成する仕事。単に設計と言っても、好きなように図面を書けるわけではありません。依頼主の要望を取り込み、建物の強度を計算したり、法令を確認するなど、さまざまな要素を考慮しながら設計を行う必要があります。

建築全体をひとつの設計業者に任せるより、意匠設計(デザイン)、設備設計、構造設計、など各専門分野と協力しながら図面を完成させていくことが多いです。周囲の環境や建物のコスト面も考慮しながら、施主のイメージする形を設計していくことが重要です。

意匠設計とは、要望を取りまとめ、建築の内装や外装のデザイン設計を行います。設備設計は、電気・水・ガスなどの設計や設備機器の設計を行う。構造設計は建物の構造計算を行い、その計算結果を図面化し、設計図を作成します。

 

(2)管理業務

2つ目は、工事が設計図書どおりに施工されているか監理し、チェックする役割です。かつては大工などの職人が設計から監理、建築までを一手に担うこともありましたが、建物の規模が大きくなり、建物の構造も複雑化する中で専門の建築監理者の重要性が高まってきています。昭和25年に建築士法のもとで国家資格として建築士が定められ、専門的な知識の習得を証明することで、依頼主にとっても安心できる建物作りが実現できるようになっていきました。

 

一級建築士と二級建築士の違い

両資格で異なるのは扱える建造物の規模です。二級建築士には細かな規定があり、高さ13メートル以下、軒高9メートル以下、木造2・3階建は延べ面積1000平方メートル以下(平屋は制限なし)、鉄筋など木造以外は階数に関係なく延べ面積300平方メートル以下と定められています。

学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店などの公共建築物は延べ面積が500平方メートル未満の建造物に限られます。一般住宅に関しては二級建築士で十分可能と言え、実際に家の設計・工事監理では二級建築士が主体となって活躍しています。

 

出典元:http://takeshichi-lumber.com

 

1級建築士の給与(年収)

年齢 年収 月額給与 ボーナス
20~24歳 330.6万円 20.7万円 82.7万円
25~29歳 411.8万円 25.7万円 103.0万円
30~34歳 452.4万円 28.3万円 113.1万円
35~39歳 516.2万円 32.3万円 129.1万円
40~44歳 580.0万円 36.3万円 145.0万円
45~49歳 649.6万円 40.6万円 162.4万円
50~54歳 696.0万円 43.5万円 174.0万円
55~59歳 690.2万円 43.1万円 172.6万円
60~65歳 469.8万円 29.4万円 117.5万円

 

1級建築士の将来性

1級建築士の毎年の合格者は3,000名以上になります。試験合格者が、即、設計業務や現場監理業務で役立つとは言えず、建築の設計・施工の初歩的知識を保持しているとの認証程度に考える事です。多くの合格者は、少しづつ「設計士」としてスキルアップを行い、将来的には「現場監理者」として業務を任せてもらえるようになります。

つまり、一級建築士の合格者は、就職するのに有利な資格というより、設計事務所・ゼネコンなどの在職者がキャリアアップに有利な資格と言えます。

これからの日本はさらに「少子化問題」・「1戸建てよりマンションが増えてくる」と予想される中で、新規の設計・施工が減少傾向にあります。しかし、高齢化社会や環境問題への取り組み、街・都市の再建、地震などの災害時に発生する被害を最小化する減災への対応など、社会のニーズの多様化によって建築士が活躍する場は広がっていると言えます。

1級建築施工管理技士などの関連資格を取得して「高度な専門スキル」を身に付けることにより、他者(他社)との差別化を行うことが大切になっていきます。

 

1級建築士になるためには?

 

建築士になるには、国家試験に合格し、国家資格を取得する必要があります。高校・大学・短大・専門学校などの土木科を卒業した場合は、二級建築士や木造建築士の資格試験を受けるために数年間の実務経験が必要となりますが、大学・短大・専門学校などの建築学科を卒業すれば、実務経験なしに試験を受けることができます。

一級建築士になるには二級建築士としての実務経験が求められるため、長い道のりが必要です。いずれにしても、建築学科を卒業しておくことが、建築士になる近道となります。

ちなみに、平成27年度の一級建築士試験の合格率は学科試験で18.6%、設計製図試験で40.5%、総合合格率は12.4%となっています。試験の合格率は過去5年をみても例年同じくらいの推移を保っています。

 

 

 

出典元:http://shingakunet.com/bunnya/w0025/x0323/

 

1級建築士試験とは?

1級建築士試験は、1次試験の「学科試験」と2次試験の「設計製図試験」で行われます。「設計製図試験」は、学科試験の合格者のみ受験ができます。前々年と前年の学科試験合格者は、学科試験が免除となり「設計製図試験」から受験ができます。「学科試験」と「設計製図試験」の両方に合格して1級建築士合格者となります。

2017年度スケジュール

学科試験

試験日 7月23日(日) 合格発表日 9月5日(火)

「学科試験」時間割
09:45~11:45 学科Ⅰ 計画 20問  2時間
学科Ⅱ 環境・設備 20問
12:55~14:40 学科Ⅲ 法規 30問 1時間45分
15:10~17:55 学科Ⅳ 構造 30問 2時間45分
学科Ⅴ 施工 25問

設計製図試験

試験日 10月8日(日) 合格発表日 12月21日(木)

「設計製図試験」時間割
11:00~17:30 設計製図試験 6時間30分

 

1級建築士試験の合格率は?

1級建築士試験の合格率は、学科試験が15%程度、製図試験が40%前後、学科と製図両方の合格者が10%前後になっています。10人に1人が合格する難易度の高い試験です。

  学科 製図 総合(※)
受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率 受験者数 合格者数 合格率
平成20年 48,651 7,364 15.1% 9,935 4,144 41.7% 51,323 4,144 8.1%
平成21年 42,569 8,323 19.6% 12,545 5,164 41.2% 46,942 5,164 11.0%
平成22年 38,476 5,814 15.1% 10,705 4,476 41.8% 43,520 4,476 10.3%
平成23年 32,843 5,171 15.7% 11,202 4,560 40.7% 39,020 4,560 11.7%
平成24年 29,484 5,361 18.2% 10,242 4,276 41.7% 34,511 4,276 12.4%
平成25年 26,801 5,103 19.0% 9,830 4,014 40.8% 31,704 4,014 12.7%
平成26年 25,395 4,653 18.3% 9,460 3,825 40.4% 30,330 3,825 12.6%
平成27年 25,804 4,806 18.6% 9,308 3,774 40.5% 30,462 3,774 12.4%
平成28年 26,096 4,213 16.1% 8,653 3,673 42.4% 30,648 3,673 12.0%

 

1級建築士試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

「年齢」や「職業」などで一概には言えませんが、一般的に、「まったくの初学者が合格するのに必要な学習時間」は、1,500時間と言われています。1日2時間、土日に5時間程度の学習時間(月間約80時間程度)を確保できたとして、およそ20ヵ月程度は準備期間として必要になります。    

 

1級建築士試験は独学で合格することは可能?

専門的でかつ難易度の高い「1級建築士試験」を市販の参考書だけで合格を目指すには無理があります。独学の場合、最低でも予備校の試験対策テキストなどを利用するべきです。予備校は総合資格と日建学院の2強となって」いますが、近年TACも「1級建築士試験」対策講座に力をいれています。学費は総合資格と日建学院が高く、TACが低めに設定されています。

 

1級建築士試験に一発合格するためにおすすめの「専門学校(予備校)や大学」とは?

学校名(教材名) 詳細
総合資格(予備校)

総合資格は、全国どこの教室でも変わらない質の高い講義を行えるよう、厳しい採用基準をクリアした講師のみが、教壇に立つことを許されています。

さらに、登壇前に模擬講義を繰り返してプロとしての実力を磨き、また最新の試験情報を共有するための会議や、最良の指導方法を学ぶための研修も定期的に開催。「受講生全員合格」を目標に、日々研鑚を重ねています。

学費:940,000円 (コースによって異なります)

日建学院(予備校)

精鋭講師陣が英知を結集してつくる映像講義は、長年にわたって蓄積されてきた試験攻略のノウハウやポイントが詰まった、「合格のための講義」です。

資格取得やスキルアップの初学者から受験経験者まで、受講される方のご希望に合わせた「受講スタイル」をご用意しています。ご自身にあった「受講スタイル」をぜひ見つけてください。

学費:690,000円 (コースによって異なります)

日本工学院(専門学校)

 

卒業2年後に受験可能!

大学では一般的に1・2年次には教養科目などが多く、その分建築の科目は少ないのですが、日本工学院では1年次より建築を専門的に学べます。

建築士、建築施工管理技士試験の合格をめざし、基礎科目から問題演習と豊富なカリキュラムを用意。通常の授業はもちろん、試験対策講習などの特別授業を実施し、合格に向け全力でバックアップする。インテリアデザイン系の資格取得も講義などでフォローするほか、公務員(建築職)への道も拓けている

学費:123万3210円

神奈川大学

 

卒業2年後に受験可能!

「建築環境」「建築構造」「建築デザイン」の3コース制で、人間と空間、環境の理想的な関係を創造する建築を学ぶ。意匠設計、構造設計、設備設計、施工、監理など多様な分野で活躍する専門家を養成。

効率的に得意科目を伸ばしながら、他コースの科目も履修できるカリキュラムで、幅広い建築の知識を修得することができる学生の意志や希望に応じて、さまざまな資格を学内で取得することができる。

数学・工業(高等学校1種)、数学(中学校1種)の教員免許状、さらに建築士(1・2級)、建築設備士、木造建築士などの取得もめざせる。資格取得を志す学生のために各種課程・講座を設置して、全面的にバックアップしている

 

学費:155万3300円

TAC(予備校)

学科初受験で一気に一級建築士合格を目指す方に向けたTAC推奨のフルパッケージコースです。「初めて学科試験を受験する方」や「受験経験者で学科試験対策を基礎から学習したい方」におすすめのコースです。

学費:500,000円(コースによって異なります)

 

1級建築士試験の過去問は?

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