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土地家屋調査士

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土地家屋調査士とは?

土地家屋調査士は、顧客から依頼を受けて土地や家屋の測量・調査を行い、法律に従った不動産登記申請を行う専門家です。財産に関わる仕事ですので、公正・中立な姿勢が求められます。

 

土地家屋調査士の仕事内容

例えば、都市開発で区画整理を行ったり、遺産分与で広い土地を分割するような場合において重要になるのは「土地の境界線」を明確にすることです。土地家屋調査士は、このような土地・建物の分割に関して調査・測量を行い、関連の役所に不動産登記などの書類作成や代理手続きを行うのが主な仕事になります。

つまり、土地や建物がどのような場所にあり、どのような形状をしているかを調べ、登記内容との相違を無くすことが、「土地家屋調査士」の仕事です。

さらに近年では隣地境界に争いが生じたときに、裁判によらずに、より迅速に解決が図られるよう筆界特定の制度ができ、この申請手続き代理業務なども行うことができます。このように土地家屋調査士は、現場での測量技術と法律知識を併せ持ち、公共的性格の強い専門家であるということができます。

家を建てたときに、その現状をまず法務局に登記するのが土地家屋調査士の主な仕事です。部屋の広さや階数、屋根や建物の構造を登記します。これを法律上、表題登記といい、土地家屋調査士の独占業務です。

家の状況を調べてその価値を計算するのが土地家屋調査士の仕事のように勘違いされますが、それは不動産鑑定士の仕事です。土地家屋調査士はあくまでも「登記」が仕事です。

 

 

土地家屋調査士の1日

08時45分 :  事務所到着。

09時00分 :  予定チェック、所内打合せ

10時00分 :  登記打合せの為、法務局へ。分筆登記ラインの確認について登記官と打合せ

10時45分 :  打合せ終了。

11時45分 :  事務所に戻って登記申請の申請準備。

13時30分 :  昼食後、分筆登記の登記申請を済ませる。外出中にあった問い合わせに対しての対応。

14時00分 :  建築会社から、登記の相談が入る。

15時00分 :  建築会社担当者と面談。面談は一番重要業務で、申請が可能か否かの重要な判断、書類の確認が必要であり一番好きな業務です。

16時00分 :  帰社後、電話連絡メモが置かれているので、対応する。

17時30分 :  明日の申請予定物件の確認と書類作成。

20時00分 :  明日の仕事の予定をたてて帰宅

 

 

土地家屋調査士の給与(年収)

年齢 平均年収 平均月額給与 ボーナス
20~24歳 427.5万円 26.7万円 106.9万円
25~29歳 532.5万円 33.3万円 133.1万円
30~34歳 585.0万円 36.6万円 146.3万円
35~39歳 667.5万円 41.7万円 166.9万円
40~44歳 750.0万円 46.9万円 187.5万円
45~49歳 840.0万円 52.5万円 210.0万円
50~54歳 900.0万円 56.3万円 225.0万円
55~59歳 892.5万円 55.8万円 223.1万円
60~65歳 607.5万円 38.0万円 151.9万円

 

 

土地家屋調査士の将来性

土地家屋調査士は、特に信用や実績が必要になるため、最初は既存の事務所で経験を積む方が多いです。近年では「都市計画」などによって、個人所有の土地・家屋だけでなく、道路や公園を造る公共事業でも土地家屋調査士のニーズがあります。このような社会状況の中で、しっかりと受注を得られるかがポイントになってきます。

(1)変革期の今こそ新規参入のチャンス
登記申請手続を規定する「不動産登記法」が平成16年度に改正され、コンピュータによる電子登記が導入されました。また、GPS測量の普及に伴い、測量技術も飛躍的に進歩しました。

ベテラン土地家屋調査士であっても、新人と同じように、新たな登記申請方法や測量技法を身につけなければならなくなりました。この変革の時期こそ、土地家屋調査士で「独立開業」して成功をおさめるチャンスとも言えます。

(2)拡がる業務、拓ける将来性
一般の方の「権利意識」が高まり、境界問題の解決が大きく注目されています。これにより典型的な不動産の調査・測量・登記申請業務に加え、新たに相談業務が加わってきました。また、ここ数年で100万戸のマンションの建替時期にさしかかると言われています。

これに伴い多くの「登記申請業務」が発生します。土地家屋調査士業務の件数・業務範囲とも広がってゆくことは容易に想像できます。

(3)新規参入はリスクがある(逆を言えばチャンスになる)
土地家屋調査士の仕事には土地の測量も多くともなうため、測量の道具が必要となります。初期投資が必要となり、器材を揃えるのに新品で300万程度は必要なようです。図面を書くのにパソコンが必要となるため、情報機器も使いこなせる必要があります。

ただ、いきなり新品を購入するのではなく、中古品やリースにすれば月々の支払いを抑えることもできます。自宅を事務所にすればその分経費もかかりません。

初期投資が必要だということは、設備を持っていないと誰にでも簡単に参入できないのと同時に、設備を持っていれば仕事ができるという特権でもあります。

 

土地家屋調査士になるためには?

土地家屋調査士になるためには、試験に合格する必要があります。他の難関資格のように、実務要件を必要とはしませんので、合格後直ちに登録することが可能です。

試験は不動産に関する法律や測量関係の出題が多く、かなりの難関(近年の合格率は、8%程度です。)なので、大学の法学系学部や工学系学部への進学が有利になります。なお、測量士、測量士補、一・二級建築士の資格を持っている人は、試験の内容が一部免除されます。

試験に合格して個人事務所を開く場合は、日本土地家屋調査士会連合会に登録し、開業する地域の土地家屋調査士会へ入会手続きを取ることが必要になります。司法書士や測量士など、土地家屋調査士の仕事と関連が深いので、関連資格も取っておくと、ワンストップ(一気通貫)で仕事を受注できるようになります。

 

出典元:http://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/list/005/

 

 

土地家屋調査士試験とは?

願書配布・出願

受験資格 制限なし(どなたでも受験できます)
願書配布・受付 例年5月上旬~ 各都道府県(地方)法務局で配布・受付
受験地 全国9箇所
受験料 8,300円(収入印紙で納付)

筆記試験

試験日 例年8月第4日曜日
午前の部 : 9:30~11:30
午後の部 : 13:00~15:30
試験内容 午前の部 : 平面測量10問/作図1問
午後の部 : [択一]「不動産の表示に関する登記」につき
必要と認められる事項(不動産登記法/民法他 計20問)
[書式]土地1問/建物1問
合格発表 例年10月下旬~11月上旬

口述試験

試験日 例年11月中旬(筆記試験合格者のみ)
試験内容 業務に必要な知識について、1人15分程度の面接試験
合格発表 例年11月下旬~12月上旬

出題形式(筆記試験)

択一・多肢択一式 20問(1問2.5点の50点満点とされています。)
民法3問/不動産登記法16問(筆界特定1~2問を含む)
土地家屋調査士法1問
書式 土地に関する問題、建物に関する問題 各1問(計50点満点とされています。)

 

 

土地家屋調査士試験の合格率は?

合格率は、8%前後で推移しており、大変難易度の高い試験になっています。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成21年度 6,026名 486名 8.07%
平成22年度 5,643名 471名 8.35%
平成23年度 5,056名 390名 7.71%
平成24年度 4,986名 418名 8.38%
平成25年度 4,700名 412名 8.77%
平成26年度 4,617名 407名 8.82%
平成27年度 4,568名 403名 8.82%

 

土地家屋調査士試験は独学で合格することは可能?

土地家屋調査士の試験ですが、午前の部と午後の部に分かれます。午前の部は測量計算や作図問題が出され、午後の部は不動産登記法・民法の択一と実際の不動産表題登記申請に準じた書式問題が出されます。

試験範囲自体は、択一問題でいえば民法・不動産登記法・土地家屋調査士法から、書式問題は製図を含む土地と建物(またはマンションなどの区分建物)からそれぞれ1問ずつ計2問出題されますので、そう広くはないのですが、それぞれかなりの高度な知識が必要とされます。

受験者のおよそ60%程度は「専門学校や通信講座」などで学習しており、独学で学習している方は40%程度になっています。合格に必要な学習時間は、1,000時間程度と言われていますので、過去に受験経験があり、自己管理ができる方以外は「専門学校や通信講座」で学習する方が、合格への近道と言えるでしょう。

 

土地家屋調査士試験に一発合格するためにおすすめの「専門学校や教材」ランキング!

学校名(教材名) 詳細

 

第1位

東京法経学院

 

平成28年度土地家屋調査士試験 出願者数 5,658名

受験者数 4,506名

合格者数 402名

東京法経学院合格輩出実績 合格者402名中185名(輩出率46.0%)

合格者の約半数が「東京法経学院」を利用しています。土地家屋調査士合格の最短ルートは「東京法経学院」で学習する事と言っても過言ではありません。

学費:282,940円(コースにより変わります。)

 

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 第2位

LEC

 土地家屋調査士の午前の部の免除資格をお持ちでない方向けのコースです。 土地家屋調査士と測量士補(午前の部免除資格)を同時に学習することで、短期合格を実現させます。

インプット完成講座 全69回直前ファイナル答練 全8回測量士補スピード合格講座 全19回(1年で取得を目指すコース) 

学費:323,000円(コースにより変わります。)

 

土地家屋調査士

 第3位

ユーキャン

生涯学習のユーキャン

 全7巻のテキストは、試験の特徴・出題傾向を徹底分析したユーキャンオリジナル。法律を初めて学ぶ方でもムリなく学習を進められます。 法律用語や専門用語などの「用語」解説、解説の理解を助ける「補足」説明、覚えやすい図解などで、より理解を深めることができます。

メインテキスト:7冊添削:10回 を自分のペースで学習します。(1年で取得を目指すコース)

学費:79,000

 

ユーキャンの土地家屋調査士講座

 

 

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