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宅地建物取引士

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宅地建物取引士とは?

宅地建物取引士は、人々の生活や企業活動のベースとなる宅地・建物の取引に関する専門家です。不動産関係のみならず、様々な業界でニーズがある資格です。2015年に「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に名称が変わりました。

不動産が資産として重要視される日本において、常にニーズが高く、数ある国家資格の中でも抜群の知名度と活用度を誇っています。その理由は、宅建の資格取得者なしには、不動産業者が宅建業を営むことができないから。仕事で活かすことができ、就職・転職の武器にもなる、人気の高い国家資格です。

 

 

宅地建物取引士の仕事内容

宅地建物取引士は、宅地建物の売買や賃貸において、依頼主に対して「物件の状態」や「契約内容」などの重要な事項についてわかりやすく説明したり、「重要事項説明書」および「契約締結後に交付する書類」への記名・押印という極めて重要な役割を担う仕事です。

不動産の売買や仲介で、お客様に接客(営業)することは、宅建の資格がない人もできます。しかし、これらの取引きの最後に必ずある、「重要事項の説明」ができるのは、宅建取引士のみになります。
宅建業者(不動産業)では、事務所ごとに従業員の5人に1人以上の割合で専任の宅地建物取引士を置くよう、法律で義務付けられています。宅建業者において、有資格者は必須の存在です。宅建資格は就・転職の際に強力な武器となります。

宅建士という名称から、この資格は宅建業者(いわゆる不動産会社)に勤務しないと役立たないと思われるかもしれません。しかし、実際は、宅建業者以外でも宅建士の資格やその知識は役に立ちます。

(1)建築関係
建築会社ではもちろん建築士の資格が重要ですが、自社で建築した物件を当事者として販売するには宅建業の免許が必要になるので、実は事業拡大を考えている建築会社では宅建士の資格も推奨しているのが通常です。

(2)金融関係
銀行をはじめとする金融機関では、宅建士の資格、さらにはその上の不動産鑑定士の資格が重視されます。不動産を担保評価して融資することが多いからです。

また、都市銀行のほとんどがグループ会社に不動産販売会社を有しており、不動産の知識なくして銀行は成り立たないと言っても過言ではありません。

(3)不動産管理会社
マンションを販売し共益費等の管理業務をするには管理業者の免許が必要です。法的には宅建業とは別の領域なのですが、最近では、不動産を仕入れて、分譲の仲介をして、さらにその管理も行うというトータルサービスを提供する宅建業者が増えています。不動産を仕入れ販売の仲介をするには当然に宅建業の免許と宅建士の資格が必要となります。

 

宅地建物取引士の1日

9:00 : 出勤・開店準備

10:00 : オープン~接客・物件案内

12:00 : ランチ

13:00 : ご契約~重要事項の説明

15:00 : 物件のお問合せへの対応

16:00 : アパートのオーナー様へのご報告

17:00 : 物件のお問合せへの対応

18:00 : 重要事項説明書や契約書の作成

19:30 : 帰社

 

宅地建物取引士の給与(年収)

年齢 平均年収 平均月額給与 ボーナス
20~24歳 307.8万円 19.2万円 77.0万円
25~29歳 383.4万円 24.0万円 95.9万円
30~34歳 421.2万円 26.3万円 105.3万円
35~39歳 480.6万円 30.0万円 120.2万円
40~44歳 540.0万円 33.8万円 135.0万円
45~49歳 604.8万円 37.8万円 151.2万円
50~54歳 648.0万円 40.5万円 162.0万円
55~59歳 642.6万円 40.2万円 160.7万円
60~65歳 437.4万円 27.3万円 109.4万円

 

宅地建物取引士の将来性

企業によって待遇が違いますが、宅建に合格すると、一時金として数万円程度が支給されたり、毎月の給料+1~3万程度の資格手当が出る企業が多いため、それだけで年収アップに繋がります。

近年、宅地建物取引士は、高齢化が進んでおり、20代、30代という若い世代に参入のチャンスが広がっているといえます。また、中古住宅流通市場の進展により、不動産売買は今後、大きく伸びていく」と予測されています。

また、宅地建物取引士は、不動産業界だけでなく、一般企業でも役立つ資格なので、宅建士の活躍のフィールドは広く、宅建を取得していることで就職や転職に有利に働くことは間違いありません。 名実共に「士業」となった「宅地建物取引士」は、将来性抜群の資格なのです。

 

宅地建物取引士になるためには?

資格試験に合格することが第一歩
宅建士(宅地建物取引士)になるには、まずは年に1回開催される資格試験に合格することが第一歩です。宅建士の資格試験は合格率約15%と言われるほどの難関。合格するにはそれなりの勉強や対策が必要です。

宅地建物取引士になるには、宅建士試験に合格するほかに、以下の二つが必要です。
(1) 登録を受けること
(2)取引士証の交付を受けること(5年ごとの更新も必要になります。)

試験の合格者には、登録申請時までに実務経験が2年以上必要です。しかし仕事に活かすことを考えると、通常合格から2年も待つことはできません。そのため、実務経験が2年に満たない人は、(財)不動産流通近代化センターが実施する「実務講習」(受講料25,000円前後)を受けて登録要件を満たすことができます。

「実務講習」の申し込み期間は、合格発表から1~3ヶ月となっており、講習では、実務を中心とした調査、契約、重要事項の説明等を学びます。学習カリキュラムは、通信教育とスクーリングの併用となっています。

 

宅地建物取引士試験とは?

宅建士試験は記述式ではなく4肢択一式の試験であるため、正解数0~50の50段階のどこかにすべての方が存在します。とりわけ、合格ライン近辺では同じ点数の中にかなりの人数がひしめき合い、わずか1問の正解・不正解で合否が分かれることになります。

毎年、合格ライン(合格に必要な最低正解数)は問題の難易度等により変動し、過去10年では31問から36問で推移しています。

受験資格 制限なし(どなたでも受験できます)
願書配布・受付 7月上旬~7月上旬
受験地

宅地建物取引士試験の試験会場は全都道府県で受験できます。


都道府県によっては複数の会場があります。

受験料 7,000円

 

試験日

10月第3日曜日


13:00~15:00までの2時間

試験内容

「権利関係」、「法令上の制限」、「宅建業法」、「税その他」の4つの分野から出題されます。

 

また試験の形式は、4択の50問(4つの選択肢から正解を1つ選)。

 

合格発表 11月下旬に発表

 

 

宅地建物取引士試験の合格率は?

宅地建物取引士試験の合格率は、15~17%程度で推移しています。各回の合格者は30,000人程度になっています。合格率を調整するために「合格点」が年度により異なります。

  申込者数 受験者数 合格者数 合格率 合格点
H28(2016) 245,742 198,463 30,589 15.4% 35点
H27(2015) 243,199 194,926 30,028 15.4% 31点
H26(2014) 238,343 192,029 33,670 17.5% 32点
H25(2013) 234,586 186,304 28,470 15.3% 33点
H24(2012) 236,350 191,169 32,000 16.7% 33点
H23(2011) 231,596 188,572 30,391 16.1% 36点

 

宅地建物取引士試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

「年齢」や「職業」などで一概には言えませんが、一般的に、「まったくの初学者が合格するのに必要な学習時間」は、300時間と言われています。1日2時間、土日に5時間程度の学習時間(月間約80時間程度)を確保できたとして、およそ4ヵ月程度は準備期間として必要になります。    

 

宅地建物取引士試験は独学で合格することは可能?

宅地建物取引士試験は、他の国家試験と比較すると易しい部類と言われていますが、それでも合格率が約15~17%であることを考えると決して簡単ではありません。また、宅地建物取引士試験は出題範囲が広いため、効率良く勉強する必要があります

独学で効率良く勉強し、専門学校などに通学せず合格している方も大勢います。ただし、社会人で学習時間をあまり確保できない方や1発で合格したい方は、専門学校や通信講座を利用した方が「効率的」「効果的」になります。

宅地建物取引士試験は、宅地建物取引士試験のプロに任せる方が合格への近道になること間違いありません。学費も20,000円~150,000円程度ですので、合格後のメリットを考えれば安い投資と言えるでしょう。

 

宅地建物取引士試験に一発合格するためにおすすめの「専門学校や教材」ランキング!

学校名(教材名) 詳細

第1位

フォーサイト

 

フォーサイトの宅建講座の教材には、あなたの学習スタイルによって、講義CD(音声)または講義DVD(映像)が付属します。またそれぞれ、eラーニングでの利用も可能です。

これにより、ただテキストを読むだけの学習に比べて、格段に理解が進み、時間と労力を大幅に削減できます。また、講師のわかりやすい解説により、きちんと正確に理解できることも大きな違いです。

学費:28,350円 (コースによって異なります)

 

フォーサイト宅建士合格者の「体験記」を見る!

第2位

TAC

 

2016年度の合格者は、1216名と圧倒的な合格者を輩出しています。短期間で合格するには「ムダなことをしない」ことが大切です。

TACのカリキュラムは本試験を徹底的に分析し、合格に必要なポイントに的を絞った上でインプットとアウトプットを効果的に組み合わせ、合理的なカリキュラムを実現させています。

長年の合格ノウハウを結集した、TACだからこそ実現できるカリキュラムです。

学費:¥161,000(コースによって異なります)

 

資格の学校TAC<宅建>各種コース開講

 

第3位

通勤講座

 

「宅建 通勤講座」は、短期間で合格した人の勉強法を徹底的に研究し、だれでも・いつでも・どこでも、短期合格者と同じように効率的に学習できるように開発された究極の試験対策講座です。 

学費:19,980円 

 

通勤講座「宅建士合格者」の感想を見る!

 第4位

ユーキャン

生涯学習のユーキャン

 

従来の宅建本科講座は学習期間が6ヵ月のため、来年の試験をじっくり目指すカリキュラムになります。
「速習講座」ならば、わずか3ヵ月で合格が目指せる速習カリキュラムです! 

学費:59,000円 (コースによって異なります)

 

ユーキャンの宅地建物取引士(宅建)講座

 第5位

LEC

LEC宅建通信講座

 

1985年以来、30年にわたって、宅建受験生を合格へ導いてきたLECだからこそ、宅建の出題傾向や難易度の変遷を見極め、今の時代に合った、得点できるカリキュラムを提供します。

学費:149,040円 (コースによって異なります)

 

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宅地建物取引士試験の過去問は?

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