希望する仕事とその仕事に関わる資格を調べてみよう!

資格と仕事.COM

土木建築・不動産系

不動産鑑定士

更新日:

不動産鑑定士とは?

不動産鑑定士は、全国にわずか約9,000人しかいない、稀少価値を有する資格です。独立開業はもちろん、企業内不動産鑑定士として、専門能力を発揮することもできる不動産系資格の最高峰です。

 

不動産鑑定士の仕事内容

不動産鑑定士は、土地や建物などの不動産を国土交通省が定める不動産鑑定基準に基づいて評価し、金銭的評価も踏まえ評価書を作成するのが仕事となり、建物などを鑑定する場合は、実際に現地に行って物件の確認も行って評価をしたりします。(交通の便が良いか、近くに学校・公園・病院・生活に必要な買い物施設があるか、日当たり・騒音などの確認を行います。)

不動産鑑定士には、公的鑑定評価として、地価公示・相続税路線評価・都道府県の地価調査・相続税評価・固定資産税評価の公的機関からの受注がある事から、安定的な収入が得られる仕事と言えます。また、企業からの依頼によって会社の土地・建物などの不動産に関わる資産評価の見積り算定なども行っています。

さらに、不動産に関するコンサルティング業も仕事の一つで、住宅地の選定、企業誘致、大型店舗、街づくりなどの不動産利用事業へのアドバイスなどを行う事で、土地開発や不動産開拓などに携わっており、不動産鑑定士の活動範囲は多岐に渡ります。

 

 

不動産鑑定士の1日

9:00 法務局で登記簿等の取得
役所で行政的条件を確認
現地で対象不動産の確認
13:00 昼食
14:00 会社に戻りメールチェック
試算、本文の作成
21:00 退社

 

不動産鑑定士の給与(年収)

年齢 平均年収 平均月額給与 ボーナス
20~24歳 473.7万円 29.6万円 118.4万円
25~29歳 590.0万円 36.9万円 147.5万円
30~34歳 648.2万円 40.5万円 162.0万円
35~39歳 739.6万円 46.2万円 184.9万円
40~44歳 831.0万円 51.9万円 207.8万円
45~49歳 930.7万円 58.2万円 232.7万円
50~54歳 997.2万円 62.3万円 249.3万円
55~59歳 988.9万円 61.8万円 247.2万円
60~65歳 673.1万円 42.1万円 168.3万円

出典元:平均年収.jp

 

不動産鑑定士の将来性

将来性についてですが、まず間違いなく言えることとなるのが「不動産鑑定士という仕事が不要になるということはない」ということです。

どれだけ経済動向が悪化したとしても、国が税制度などを維持している間は「不動産に関する税金」を算定するために不動産鑑定士の知識と技術は必ず必要になります。

加えて最近では不動産投資や家賃収入を見込んだ賃貸経営などもかなり高い人気を持つようになりましたから、そうした中において不動産に関する価値を決定できる不動産鑑定士の価値は上昇傾向にあります。

そのため不動産業界に勤めていくというのであればこの資格を持つ人の将来性は優れているといってよいでしょう。また、土地家屋調査士や宅地建物主任者といった関連資格を合わせて取得すれば鬼に金棒です。

 

不動産鑑定士になるためには?

不動産鑑定士として働くには、不動産鑑定士の「国家試験」を受けて合格する必要があります。この試験は学歴も年齢も問わず誰でも受験できるようになっていますが、非常に難易度が高いことで知られており、予備校などに通って受験対策をする人が多くなっています。

国家試験の合格後は実務修習を受け、必要な単元を修得し修了考査にクリアすることで、ようやく不動産鑑定士として働き始めることが可能です。

 

不動産鑑定士試験とは?

不動産鑑定士試験は、短答式・論文式の2段階選抜方式で実施されます。 そして、短答式試験合格者は翌年、翌々年の2年間短答式試験が免除されます。

社会人の方でも限られた時間を有効利用して、戦略的に合格を目指すことが可能ですが、問われる能力が多岐に渡るからこそ、各試験の特性・傾向をしっかり押さえた上で最適な対策を立てることが必要不可欠です。

短答式試験【5月】  概要

試験実施日 例年 5月中旬の日曜日(1日間)
受験資格 なし
願書配布 例年 2月上旬~3月上旬
願書受付

書面申請: 例年 2月下旬~3月上旬
受験者の住所地を管轄する都道府県主管課

電子申請: 例年 2月中旬~3月上旬
国土交通省ホームページのオンライン申請システムページ

受験手数料 書面申請:13,000円(論文式試験も含む)
電子申請:12,800円(論文式試験も含む)
試験科目 / 試験時間 / 出題数 不動産に関する行政法規/ 午前(120分) / 出題数:40問 / 配点:100点
不動産の鑑定評価に関する理論 / 午後(120分) / 出題数:40問 / 配点:100点
出題形式 五肢択一式マークシート方式
試験地 北海道・宮城県・東京都・新潟県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・沖縄県
合格発表 例年 6月下旬
合格基準 総合点で概ね7割を基準に土地鑑定委員会が相当と認めた得点とします。
ただし、総合点のほかに各試験科目ごとに一定の得点を必要とするものとします。

短答式試験に合格した方は、その合格した年の論文式試験で不合格となった場合でも、合格した短答式試験の合格発表日から2年以内に行われる短答式試験が申請により免除になります。つまり、短答式試験に合格した年を含めて、連続3回まで論文式試験を受験することが出来ます。その免除を受ける方を「短答式試験免除者」といいます。

論文式試験【7月下旬~8月上旬】 概要

試験実施日 例年 7月下旬~8月上旬 (日曜日を含む土・日・月の連続する3日間)
受験資格 短答式試験に合格した者及び短答式試験免除者
試験科目 / 試験時間 / 出題数

【第1日目】民法 / 午前(120分) / 出題数:2問 / 配点:100点
経済 / 午後(120分) / 出題数:2問 / 配点:100点

【第2日目】会計学 / 午前(120分) / 出題数:2問 / 配点:100点
不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題) / 午後(120分) / 出題数:2問 / 配点:100点

【第3日目】不動産の鑑定評価に関する理論(論文問題) / 午前(120分) / 出題数:2問 / 配点:100点
不動産の鑑定評価に関する理論(演習問題) / 午後(120分) / 出題数:1問 / 配点:100点

出題形式 記述式
試験地 東京都・大阪府・福岡県
合格発表 例年 10月中旬
合格基準 総合点で概ね6割を基準に土地鑑定委員会が相当と認めた得点とします。
ただし、総合点のほかに各試験科目ごとに一定の得点を必要とするものとします。

 

実務修習(論文式試験合格者は「実務修習」を終了し、登録が完了すると不動産鑑定士になれます。)

期間:1年及び2年コースから選択

実務に関する講義
全16科目をeラーニング形式にて受講
基本演習(会場:東京のみ)
グループ等によるゼミナール形式の講義
実地演習
指導鑑定士のいる鑑定業者または指定大学機関で、全13類型の鑑定評価報告書を作成
修了考査
  1. ①口述式
  2. ②択一式・記述式

不動産鑑定士試験の合格率は?

不動産鑑定士試験の合格率は、短答式が30%前後・論文式が12%前後で推移しています。国家試験の中では「平均的な合格率」ですが、受験者のレベルが全体的に高い為にその中で合格しなければならないので、難関試験と言って過言ではありません。

不動産鑑定士試験短答式試験の合格率など

試験年度 受験者数 合格者数 合格率
平成28年(2016年) 1,568名 511名 32.6%
平成27年(2015年) 1,473名 451名 30.6%
平成26年(2014年) 1,527名 461名 30.2%
平成25年(2013年) 1,827名 532名 29.1%
平成24年(2012年) 2,003名 616名 30.8%
平成23年(2011年) 2,171名 601名 27.7%

 

不動産鑑定士試験論文式試験の合格率など

試験年度 受験者数 合格者数 合格率
平成28年(2016年) 708名 103名 14.5%
平成27年(2015年) 706名 100名 14.2%
平成26年(2014年) 745名 84名 11.3%
平成25年(2013年) 812名 98名 12.1%
平成24年(2012年) 910名 104名 11.4%
平成23年(2011年) 1,038名 117名 11.3%

 

不動産鑑定士試験の合格に必要な学習時間はどれくらい?

不動産鑑定士試験の合格に必要な学習時間は「年齢」や「職業」などで一概には言えませんが、一般的に、「まったくの初学者が合格するのに必要な学習時間」は、2,000時間と言われています。1日2時間、土日に5時間程度の学習時間(月間約80時間程度)を確保できたとして、およそ24ヵ月程度は準備期間として必要になります。    

 

不動産鑑定士試験は独学で合格することは可能?

不動産鑑定士試験を市販のテキストだけで合格するのには無理があります。不動産鑑定士試験の出題範囲は、民法・会計学・行政法規など広範囲で専門的な分野になります。多くの方が「専門学校」や「通信講座」を利用していますので、国家試験である以上そのような方と合格の座を争わなければなりません。

合格までの学習時間は、2,000時間程度と言われていますので、社会人で学習時間を確保するのが難しい方や、絶対に1回で合格したいと考えている方は、専門学校(通信講座)を利用した方が「学習のペースを把握しやすく」「効果的な学習」や「効率よく学習」することができます。

学費は30万円~50万円程度かかりますが、合格するメリットを考えれば「間違いなく安い投資」と言えます。

 

不動産鑑定士試験に一発合格するためにおすすめの「専門学校や教材」ランキング!

学校名(教材名) 詳細

第1位

LEC

不動産鑑定士試験は、短答式・論文式の2段階選抜方式で実施されます。そして、短答式試験合格者は、翌年、翌々年の2年間短答が免除され、論文式試験が最大3回受験できます。

この試験制度をふまえて、LECではそれぞれのタイプに応じた戦略的カリキュラムを提案しています。

忙しい社会人の方でも、比較的時間に余裕のある方でも、無理なく学習スケジュールを組むことが最終合格への絶対の近道です。

学費:370,000円 

不動産鑑定士

第2位

TAC

1年間で短答式・論文式試験の突破を目指すコースです。TACの合格理論を駆使したカリキュラムで、短期合格を目指します。 毎日の学習時間を比較的多く取れる方、集中して一気に短答式・論文式の合格を目指す方にオススメです。 

学費:445,000円 

資格の学校TAC<不動産鑑定士>各種コース開講

 

不動産鑑定士試験の過去問は?

(1)アマゾンで購入する

不動産鑑定士 短答式試験 鑑定理論 過去問題集 2017年度 (もうだいじょうぶ!!シリーズ)

新品価格
¥9,870から
(2017/6/6 22:42時点)

 

(2)楽天で購入する

楽天で「不動産鑑定士試験の過去問」を購入する!

 

 

 

おすすめの通信講座

(1)通信講座で圧倒的な実績

 

(2)通信講座の名門 LEC

LECオンライン(東京リーガルマインド)

 

(3)通勤時間を有効活用!


 

(4)急上昇中の教育系ITベンチャー



(5)通信教育の名門!受講生は10万人を突破。



 

 

-土木建築・不動産系

Copyright© 資格と仕事.COM , 2019 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.